まっとうに生活していても なんらかの誤解や行き違いで 不愉快な思いをすることがあるでしょう。
そんなとき 多くの人は不愉快極まりない気持ちになったり、ネガティブな気持ちを引きずってしまうことがあると思います。
その際重要なことは…早め早めに(出来れば秒単位で!)不愉快極まりない気持ちや感情を手放し、浄化させること。
つまり平常のマインドの状態に戻ることが重要です。
ネガティブな感情を手放す方法が分からない人は【ネガティブ感情を手放す】項をご参照ください。
また上記方法だけでは 腑に落ちない 又は、同じ内容の憤りを何度も何度も繰り返してしまう∞∞∞…
という場合は、腑に落ちる 腹落ちするまで【なぜ そんなに憤っているのか!? その原因を深堀り】してみるのも 一つの方法です。
原因を追究してみる
自分が自覚できるレベルで悪いことをした!! そしてその結果 それに付随するネガティブな事象が引き起こされた!!
こういった場合は、すぐに分かるし 極めてシンプルに理解できる。(腑に落ちる)
しかし自分が自覚できないレベルで 何かしらの問題があった…
すると自覚できない分 自分は悪くない…悪くないのに なぜネガティブな事象が引き寄せられたのか? となりがちです。
こういった場合は 少々厄介です。
なぜなら 不愉快な事象に対して腑に落ちないし/納得もできないからです。
それはつまり、原因と結果が一致しておらず 不条理でカオスな状態に陥っているからとも言えます。
例えば 自分に非があるという認識があれば、ネガティブな事象と遭遇しても一理あると思えるので、その結果に対し 腑に落ちるし 納得もできます。
そして、腑に落ち/納得できるに伴い…次に向かっていくことが出来るのです。
つまり重要なことは【不愉快な事象の原因】に対して【腑に落ちるか】/【腑に落ちないか】ということなのです。
原因は今生だけとは限らない!!
原因を色々追求してみたけれど、どう足掻いても自分の問題は見当たらない!! という場合は、過去世レベルに原因があると私は思っています。
なぜなら そう捉えない限り 整合性がとれないからです。
例えば 過去世で酷く虐めたり 虐められた関係を持つ2人が今生で出会ったら…
そういう過去を持つ以上、今生に於いても何かしらの影響があるはず。
人によっては 過去世と同じことを繰り返す人もいるでしょうし、同じ轍を踏まない人もいるでしょう。
それは個々人の選択次第です。(むろん同じ過ちを繰り返さない方が良い)
今生レベルで 色々検討検証してみたけれど、自分の問題はまったく無いとまではいかなくとも、言うほど大きくはない…にも係わらず酷い事象と遭遇している。
そんな場合は、上記事項のように【過去世レベルで何かあったのだろう】と捉えることが重要です。
そういう概念を持っていないと…
- 原因と結果が一致していないので 矛盾と不条理を感じる
- 自分に非がない(原因の無い)嫌な事象は 天からの仕打ちや罰と感じる
そういう気持ちや感情があると…
- 地球や宇宙は 意地が悪いと感じる
- 地球や宇宙は 矛盾と不条理の塊だと感じる
このような概念に通じてしまいます。
こういう概念を持つことは宜しくはない…
ですのでそういったことを回避するためにも、原因が思い当たらない場合は【過去世で何かあったのだろう】と捉えることが重要である。
そしてその際、過去世を深掘りする必要などは全く無く ただ純粋に【過去世で何かあったのだろう】程度に捉えておけば充分だ。
ただ、もし仮に…過去世の深掘りというか原因を知りたい人は、過去世でどんな経緯があって 今の事象と遭遇しているのか? 自分自身に問いかけ続けて下さい。
そうすれば いずれ直感的に分かるようになってくるでしょう!!
過去世を含めれば 矛盾や不条理がなくなる!!
前述したように、今生で思い当たる原因が無かったり 少ししか問題が無いのに 極めて不快な事象と遭遇しているとき…
そんなときは、過去世で何かあったのだろうと解釈すれば 矛盾や不条理は無くなってくる。
そして矛盾や不条理さがなくなってくれば、その不快な事象を受け入れることが出来、そこからスタートすることが出来る。
矛盾や不条理を感じているうちは 被害者意識満載になり、地球や宇宙を恨んだり 自分以外のどこかに責任を押し付けるようになってしまう。
そういったことを避けるためにも、原因がよく分からないものに関しては【過去世で何かあったのだろう】と受け取れば良いのだ。
またそのとき大事なことは、相手側の過去世の問題ではなく 過去世の自分の行いに問題があったと解釈することがpointだ。
そしてそこからstartする!!
とにかく重要なことは 自分が本気で腑に落ちる【今遭遇している不愉快の原因】を見つける事だ。
それだけのことで 極めて不愉快な気持ちが軽減したり、解消へ向かうことになる!
つまり、不愉快極まりないときほど【その原因を見つけると良い】ということだ。
また補足しておくと 特に良くしてあげたり 思い当たる節はないのだが やたら感謝してくれたり、好意を抱いてくれる人もいますよね!?
そういうときも同様に【過去世で何かあったのだろう】と解釈することが出来る。
つまり我々は 過去世でいっぱい良い事もしてきたし、いっぱい悪い事もしてきた!! ということ。
そして過去世の影響は、今生でも生きている!! ということだ。
そういうことを前提に生きていけば、より良い今生を送れるのではないだろうか!?
過去世を都合の良い逃げ道にしない!!
とはいえ ここで注意しなくてはならない事項がある。
それは 何でもかんでも過去世の責任にしない!! ということだ。
例えば、今生で明確な原因があるにも関わらず…過去世の責任にすると楽なので すべてを過去世の責任にしてしまう。
こういうのはダメです!!
くれぐれも【過去世に何かあったんだろうな】という解釈を悪用しないようご留意ください!!
悪用厳禁!!