赦し│感性感覚で自由自在!!

並木良和さん曰く、真の許しとは【過去の憤りやトラウマに囚われずに生きていくこと】と述べています。

つまりは 過去の腹立たしいことや どうしても許せないこと 或いはトラウマも含めて、それらの過去に気を病んだり 浸らないこと。

そしてそのためには、【負の過去に囚われないと覚悟を決めること】そして実際 【負の過去で気を病んだり 浸らないこと】と述べています。

今回は、これらの事項について色々書き綴ってみる。

許しのイメージを180度 変えてみる

許す 或いは 赦しと聞くと、皆さん どんなイメージが湧くだろうか?

私は 許してあげるとか、本当は許したくないけど仕方ないので許すとか…許す側が損をしたり 我慢を強いられたり お人好しになるというか 馬鹿をみるような印象があります。

しかし並木さんが述べる 真の許しは…

【過去の不快な出来事 記憶 トラウマに気を病んだり、浸らないこと】

であるならば、許しの印象やイメージは 大分変るのではないだろうか!?

つまり、もともとの許しのイメージだと…

  • 自分が損をするような
  • 仕方なく許すような
  • お人好しにならないと許せないような
  • 人の為に許してあげるというような
  • 世間的に許したほうがよいような

こんな印象が付随している。

こんなものが付随しているようでは、許したくないというか 許しに対して嫌な印象を抱いてしまうのではないだろうか!?

許し│感性感覚で自由自在!!

しかし並木さんが述べる 真の許しの概念であれば また話は変わってくる。

並木さんが述べる 許しの概念であれば…

  • 自分のために許す
  • 自分の健康のために許す
  • 自分の明るい未来のために許す
  • すべての許しは自分のためである!

このような肯定的な背景に変わってくる。

このような背景があれば どうだろうか!? 私は 俄然 許す気になってきます。

ですので 憎しみ続けている事項 憤り続けている事項 絶対に許せないと思っていた事項に対して…許したほうが恩恵も多いし 許したほうが将来性もある。

だったら【許そう】という気になってきます。

許しは 他人のためにあらず!自分のためである!

許しという言葉を 変えてみる!

ハッキリ言ってしまうと【許し】【赦し】という言葉の背景にあるものは、前章で述べたように悪すぎる!

なので例えば、【○○を許す】とやったとしても 許そうとしたと同時に、その背景が出てきて、結局【許しの行為】そのものが ネガティブなものに置き換えられてしまう。

そういったことを避けるために…もう【許す】【赦す】という言葉を使うのは止めてみてはどうだろうか!?

類語辞典で調べると…

  • 和解する
  • 受け入れる
  • 受容する
  • 包容する
  • 受け止める
  • 受け入れる

上記事項の単語が上がってきましたが、これでは置き換えるほどに良い単語とは思えません。

ですので私が腑に落ちる類語を述べます。

  • 手放す
  • 水に流す
  • 忘れる
  • 敢えて忘れる
  • 無視する
  • 相手にしない

私としては上記事項が かなり使えると思うのですが どうだろうか!?

例えば、過去 両親に酷い事をされた!!そういうツラいトラウマがある場合、

  • 両親に酷い事をされた過去を手放す
  • 両親に酷い事をされた過去を水に流す
  • 両親に酷い事をされた過去を忘れる
  • 両親に酷い事をされた過去を 敢えて忘れる
  • 両親に酷い事をされた過去を無視する
  • 両親に酷い事をされた過去を相手にしない

これでも まだ腑に落ちず 許せない場合は…

  • 両親に酷い事をされた過去を 自分のために手放す
  • 両親に酷い事をされた過去を 自分のために水に流す
  • 両親に酷い事をされた過去を 自分のために忘れる
  • 両親に酷い事をされた過去を 自分のために敢えて忘れる
  • 両親に酷い事をされた過去を 自分のために無視する
  • 両親に酷い事をされた過去を 自分のために相手にしない

こんな感じになると どうだろうか!?

私自身は、上記事項の単語が最も腑に落ち 許せると感じています。

とはいえ 単語の印象は人それぞれ異なるので、大事なことは個々人が自分に合った 腑に落ち 許せる単語を見つけることが重要と思う。

トラウマを思い出しそうになったとき

許すと覚悟を決めて実戦していても ある日ある時、負の過去を思い出しそうになることがあるでしょう。

そんなときは、前章で述べたことを再確認したり、思い起こしてください。

そして 負の過去に浸ったり、悪影響を受けないようにします。

これは何度でも何度でも繰り返し 行うべき事項です。

例え 負の過去を思い出したり 浸りそうになることが毎日、或いは 数時間単位、数分単位、数秒単位で訪れたとしてもです。

その都度その都度 前章で述べたことを再確認し、思い起こすことです。

そして意地でも 負の過去に浸ったり、悪影響を受けないようにする。

この作業は アル中や●物依存の人が ア●コールやド●ッグを止めることに等しい作業とも言えます。

酔っ払い│感性感覚で自由自在!!

彼らも、ア●コールやド●ッグを止めるよう努めています。

そしてその努めは、生涯続くそうです。

そして生涯を通して止めれたときにのみ 本当に止めれた!!となるそうです。

つまり、負の過去を手放し、その悪影響を受けない!!

このように覚悟を決め 実戦している人も ア●コールやド●ッグ依存から脱しようとしている人たちのようなstanceで取り組んでみても良いのではないだろうか!?